「良かったね」と笑顔になれるような、信頼・安心できるアットホームな動物病院を目指しています。
はじめまして、はち動物病院院長の堀江明子と申します。よろしくお願いします。現在私は夫と猫2頭と犬1頭で暮らしています。幼い頃から体を動かすことが大好きで元気だけが取り柄でした。また、その頃から医療の分野に大変興味があり、やがて実家で飼っていた猫を思う気持ちが高まり、病気になったら治したいと思うようになり獣医師を目指すことになりました。
学生時代に実家で飼っていた猫のうちの1頭を近所の動物病院に連れて行ったことがあります。その時はただのワクチン接種だったのですが、その猫によく見られたある行動がとても気になっていた私は先生に思い切って聞いてみました。先生の返答は「ふーん…」。結局異常なのかどうかもわからずとてもショックでしたし不安な気持ちだけが残りました。
(そしてあの時の行動は獣医学科に入ってから勉強し、病気ではないことが判明しました)
当時すでに獣医を目指してた私ですが、ただ治療をするだけでなく飼い主さんの不安な気持ちを取り除くことも大切だと気付き、飼い主さんの気持ちがわかる獣医になりたいと思うようになりました。獣医学科に入ったのち、大学に通う傍ら動物看護士として約6年間勤めました。また、卒業後は獣医師として5年間勤めてきました。その間多くの獣医師専門の学会・セミナー等に参加してきました。
今まで、ペット=愛玩動物と呼ばれてきた動物たちは、コンパニオンアニマル=伴侶動物と呼ばれるようになり、家族同様あるいは家族以上の存在となってきました。私たち獣医師の役割は、動物たちの診察や治療、病気の予防はもちろんのこと、しつけや問題行動の改善、介護など人間と動物がよりよい環境で暮らせることを目指すことが求められるようになってきていると思います。
近年獣医療は発展し毎年様々な治療法や治療薬が開発されています。また、専門化が進み、二次診療を専門的に行う各分野のスペシャリストも増えてきています。私は一獣医師として勉強を続け、最新の治療やより高度な医療を取り入れる努力をしながらも地域に根付いたホームドクターとして、時に専門の先生方と連携しながら診療を行っていきたいと考えています。
動物病院に来る飼い主さん達は大切な家族の一大事で焦りと不安もあるでしょう。また、自分のことでない分症状を伝えるのに苦労されることでしょう。どこが痛いのか、苦しいのか、言葉で伝えることができない分動物たちは何らかのサインを出しています。いつもと違うけどうまく伝える自信がない、病気じゃないかもしれない…。こんな質問したら笑われないかな…?そう思って躊躇する飼い主さんもたくさんいることでしょう。
ただ、動物たちの些細な行動の変化の中に病気を見つけるヒントが隠されていることもあり、それは一番近くにいる飼い主さんしか気づけないことなのです。迷ったらまずは足を運んでみてください。何でもなかったら「良かったね」と笑顔になれるような、信頼・安心できるアットホームな動物病院を目指しています。